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これからの合唱団「萩」の活動について
           2016年7月2日
団長 末光眞希

 
2016年5月の合唱団「萩」欧州演奏旅行は大成功でした。ご来場のお客さま、そして共演相手の方々に感動していただきましたし、何より、演奏会に向けての私たち全員の準備がすばらしかったと思います。この成功を通して、我々の音楽作りが間違っていなかったことを再認識いたしました。
 ご存じのとおり合唱団「萩」はNYカーネギーホールでの日米合唱祭で演奏する、ただ一度きりの合唱団として2010年5月に発足しました。大震災後、すべての音楽愛好家たちは一人ひとり、音楽と真剣に向き合わざるを得なくなりましたが、私たちには「萩」がありました。私たちは「萩」として歌い続けることを決意し、今日に至っています。
 このようにして、「萩」は岡ア光治先生の作曲、選曲、編曲、指揮によって歌い続けてきました。私たちは岡ア先生の音楽を表現することを目指していますが、おそらくもっと大切なことは、そのことを通して私たち自身が、岡ア先生とご一緒に、合唱音楽の新しい可能性(人の集まり方、練習の仕方、演奏会の企画、音楽の表現)の追求に参画していることであろうと思われます。岡崎先生とご一緒に、これからも歌い続けたいと思います。
 これからの「萩」ですが、来年度までの二年間を当面の一区切りとして活動を進めて行きたいと思っています。その中で、岡崎先生がこれまで「萩」に望みながらも私たちの実力不足から実現できなかった分野である骨のある宗教曲を中心とする古典的名曲に、取り組む予定です。具体的にはフォーレ作曲「レクイエム」を考えています。数多くあるレクイエムの中で、死者への慰めと天国の喜びに溢れた点できわだった名曲です。私たちが先生の要求にどこまで応えられるか、あるいは私たちがこの音楽に何を提示できるか、大きな挑戦です。
 発表の場としては、来年1月の仙台演奏会(教会を予定)そして夏以降の東京演奏会(紀尾井ホールを予定)を考えています。どちらの演奏会も「萩」と魂を共有できる在仙・在京合唱団との共演を積極的に望んでいます。演目としては上に述べた古典的名曲に加え、先生の魅力満載のオムニバスや日本の合唱曲を演奏することになるでしょう。
これからもご一緒に「萩」で歌い続けましょう。

<今後の練習計画>
@ 7月2日(土)(仙台 川内/松下会館会議室) 
A 7月24日(日)(仙台 川内/松下会館会議室
B 8月11日(木・祝)(東京 大久保/クラシックスペース3F練習室) 
C8月28日(日)(仙台)
D9月10日(土)(仙台)
E9月22日(木・祝)(東京)
F10月8日(土)(仙台)
G10月22日(土)(東京)
H11月5日(土)(仙台)
I11月19日(土)(東京)
J11月26日(土)(仙台)
K12月17日(土)(東京 江東区文化センター展示室)
L12月29日(木)(仙台)
M2017年1月8日(日)(仙台)



第4期萩の活動について
   2015.4.16 合唱団「萩」
 昨年7月21日のホームページ挨拶で書かせていただきましたように、合唱団「萩」は岡ア音楽、すなわち先生の選曲、編曲、作曲、指揮を表現し、そのことを通して聴衆の皆様とご一緒に大きな感動を味わい続ける合唱団であると自負しています。その活動の大きな柱は数年に一回の外国演奏旅行と、これに呼応する国内公演です。さて、2011年のNYと仙台凱旋コンサートを第1期、2013年のいわきコンサートを第2期、2013年・2014年の支倉常長訪西400周年「日西文化交流プロジェクト」を第3期といたしますと、いよいよ第4期「萩」の活動が具体化してまいりました。(萩は多年草なのです。)
 まず次回の海外公演は来年2016年5月の連休にポーランドにまいります。以前、岡崎先生が仙台放送合唱団(仙唱)を指揮しておられた時、ポーランドから東北大に来られていたマレック先生という方が仙唱に参加しておられました。昨年、40年ぶりに来仙され、私たちの男声定演での演奏をお聴きになり、先生の紹介により、ワルシャワ合唱団とのつながりが出来たものです。このポーランド公演に向けて「萩」主催の国内公演を2015年度内にと鋭意模索した結果、2016年1月9日に、紀尾井ホールでの東京演奏会を開催できる見通しとなりました。これから半年あまりにわたり、月2回の練習、合宿、集中練習などを通して、東京そしてポーランド公演に向けてしっかりと仕上げて行きたいと思います。
「萩」は、このような趣旨に賛同され、合唱を愛する方なら誰でも「団員」です。どうぞ周りの方々にもお勧めください。今後の活動と、練習計画の改訂版(4月16日版)をお知らせいたします。

1.国内演奏会
(1)東北大学男声合唱団定期演奏会賛助出演
   ・日時:2015年 12月6日(日) 於 仙台萩ホール 
(2)東京演奏会: 
   ・時期:2016年1月9日(土)18時半開演予定
   ・場所:東京/紀尾井ホール
   ・ステージ構成:(暫定)萩3ステージ、賛助団体(未定)1ステージを想定
(3)マリアベルハーモニー* 第8回定期演奏会賛助出演 17時半開演予定
   ・日時:2016年 1月17日(日) 於 太白区文化センター 楽楽楽ホール
    *当団の齋藤廣子さんが指導する女声合唱団です
2.海外公演(詳細は先方と相談中です)
 ・訪問国/パートナー:ポーランド ワルシャワ合唱団*他
 ・時期 : 2016年4月29日〜1週間を予定
 ・演奏会: ワルシャワ中心に、2〜3回の公演を検討中
3.今年のレパ
  組曲:「幻の祭り」/岡ア光治、「幼年連祷」新実徳英
  小品:「乙女の夢」/ショパン、「インディアンがとおる」/湯浅譲二、「薔薇のように」/ネヴィン
     「わたしの紙風船」/越部信義





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今後の活動方針                            2014年7月21日
1.これまでの「萩」の活動
 2011年5月の日米合唱祭(NYカーネギーホール)出演をめざして2010年5月に発足した合唱団「萩」も、創設以来、はや四年が経ちました。渡米直前に私たちを襲った大震災、それを乗り越えての渡米、そして予想だにしなかった大反響と、「萩」は発足当初から被災地合唱団としてのアイデンティティを、好むと好まざるとに関わらず、持つことになりました。そんな私たちにとって、<萩>の花が869年の貞観地震で荒れ野となった宮城野に最初に咲き誇った花、つまり震災復興のシンボルの花であったことは、けっして偶然ではありませんでした。
NYの後も「萩」の物語は続きます。仙台(2011年)、いわき(2013年)とコンサートを重ねる中で私たちは被災地の方々と出会い、仙台(2013年)、スペイン(2014年)のコンサートを通して私たちはスペイン、コリア・デル・リオ市の皆さんと出会うことになりました。大震災の年、コリア市に住む支倉常長一行の「末裔」であるハポンさんたちは、遠く離れた「祖先の地」に想いを馳せ、深い哀悼の意を表してくださいました。そして宮城学院長・平川新先生(Sopパートリーダー平川敬子さんご夫君)グループのご研究に拠れば、ハポンさんたちの「先祖」である慶長遣欧使節団のスペイン派遣は、その二年前の1611年に宮城県を襲った慶長三陸地震からの復興プロジェクトであったというのです。一つの大地震が支倉たちをスペインに送り、ちょうど400年後に起こったもう一つの大地震が支倉の末裔たちの祈りを日本に届けた――歴史の環が閉じられていくのを感じました。
こうした事実に深く感動し、これに日西文化交流プロジェクトとして形を与えたのは、NYカーネギーコンサートの仕掛け人、白田正樹さんです。氏の類まれなる構想力と実行力なくして、「萩」のカーネギーとコリア市の二大イベント参加は不可能でした。

2.合唱団「萩」とは
カーネギーコンサートの後、「萩」は基本方針を確認しました。その時、「萩」とは
  (1) 岡ア先生と、岡ア先生の合唱を追求する岡ア合唱団であり
  (2) 震災からの再生・復興を象徴する合唱団であり
  (3) 一回一回の充実した練習を行うことが活動の要をなすワークショップ的合唱団であり
  (4) 定期演奏会を目標とする定常的な合唱団とは異なり、プロジェクトに賛同するメンバーから構成されるプロジェクト合唱団であり
  (5) 仙台と東京という二大拠点を持ちつつも、合同練習を基本に据える全国合唱団である、
と自己定義いたしました。今読み返すと(2)には少し気負いが感じられますが、しかし、NYカーネギーコンサートで私たちがそのような合唱団としてステージに立っていたことは事実ですし、(2)がNY後の私たちの歩みに貴重な方向性を与えてくれたことを忘れてはならないと思います。
 しかし、何にも増して「萩」は岡ア合唱団です。音楽の持つ力を信じて揺るがない岡ア先生の情熱があったればこそ、私たちは大震災の深い悲しみを乗り越えてNYに出かけることができました。ハポンさんたちと心温まる交流を深めることができました。「萩」は岡崎先生の音楽を精一杯、聴衆の皆様に届けてきたと思いますし、そのことを通して、聴衆の皆様とご一緒に大きな感動を<音楽>から戴いてきました。「萩」はこれからも岡ア音楽――先生の選曲、先生の編曲、先生の作曲、先生の指揮――を歌い、そのことを通して聴衆の皆様とご一緒に大きな感動を味わい続ける合唱団でありたいと願っています。

3.今後の方針
 これからも「萩」は上述の「萩」の目指す音楽をより一層追求し、これを十全に発信して行きたいと思っています。「萩」は上の(4)にあるようにプロジェクト性の高い合唱団ですが、プロジェクトの中でも、とくに外国演奏旅行がそのハイライトとして大きなウェイトを占めています。そこで、2〜3年後に海外公演を行うことを一つの大目標とし、そこに向けて、我々の実力を高めるような国内公演を順次位置付けて行くことを今後の方針としたいと思います。
「萩」は、上記の趣旨に賛同され、合唱を愛する方なら誰でも「団員」です。どうぞ周りの方々にもお勧めください。

4.具体的活動の骨子
(1)2−3年後の海外公演は、岡崎先生の人的つながりに基づいた欧州公演とします。
   候補; @ポーランド、Aドイツ(シュツットガルト)、Bウィーン、Cポルトガル、
       Dその他(ハンガリー等)
   これらから、パートナーとなって下さる方々と連絡をとり、決定しようと思います。
(2)その間、国内公演を複数回行います。
 候補:@ 冬のコンサート(2014年度)
       ミニコンサート/冬の道(プーシキン作詩、ロシア民謡)
    A 東京演奏会(2015年夏ころ)賛助出演(相手未定)を組入れた東京公演で岡崎音楽を東京地区に披露する。
    B 他震災地区演奏会  釜石、石巻など
    C 東北大男声定演との連携 2014.11.29@戦災復興記念館=決定済、  2015.12.6@萩ホール
(3)レパ
 ・ 合唱団としての自力をつける意味から、しっかりした、古典・現代を代表する名組曲を取り組む。
   例:古典として「水のいのち」、現代として「幼年連祷」(新実徳英)など。
 ・ ただし日本の組曲形式は日本独自の合唱スタイルであり、国内公演用となる。
 ・ 海外には、相手国によってレパを決める。その国にふさわしい外国やオムニバスとなる。
   例:ポーランド(ショパン)、独(魔弾の射手)
 ・ 他に、ロシア民謡、黒人霊歌も候補
(4)当面の練習計画・演奏会
  @ 7月20日(日) 反省会、今後の活動方針紹介、初回練習(男声練習室)
  A 8月2日(土) 東京(コーラススタジオ/新大久保)
  B 8月30日(土) 仙台
  C 9月15日(月) 宇都宮(栃木県総合文化センター・リハーサル室)
  D 10月12日(日) 仙台
  E 合宿 11月2−3日 (日月) 大田原市ふれあいの里シャトーエスポワール
  F 11月28日(金) 29日用ゲネプロ
  
演奏会 11月29日(土)18:00東北大学男声合唱団定期演奏会 賛助出演
以上





合唱団「萩」団長 末光眞希
2013年3月12日

 
皆さま、お蔭様で いわきコンサート は大成功に終わりました。
受付カウント数からの入場者数は、一般985名、中高校生43名、招待券160名、招待状7名の、計1195名となりました。実数はおそらく1200名を超えていたと思われます。団員お一人お一人のご努力の賜物ですが、とくに、「アリオスを満席にしよう!」を合言葉に頑張って来られた いわきメンバーの皆様の涙のご努力に、深く敬意を表したいと思います。岡崎先生のご友人も「俺、100人は連れて来たと思うぞ」と豪語された方、20人近い「平一中」同級生を連れてきてくださった方がおられ、心から感謝です。
 桐原岱純氏の音楽に触れ、いわき楽友会合唱団、いわきメンネルコールの方々と共演出来ましたことも、私たちにとって大きな感動でした。その桐原先生をして「この人たち、化け物じゃないか」と言わしめたのですから、良い恩返しが出来たと思います。私たちは化け物ではありませんが、一人一人が持ち場・持ち場でとても良い仕事を為し、そのことを通して合唱団「萩」がまたしても「化けた」ことは間違いありません。
今回のコンサートは、「美しく恵み溢れるいわき」、「じゃんがら祭り」で始まり、磐城盆踊歌のリズムと旋律を素にした「スッチョイいわき」で締めくくると云う、岡崎先生のいわきへの強い思いが込められた いわき尽くしのコンサートとなりました。先生にはどれだけ感謝しても、したりません。「スッチョイいわき」で、ピアノが始まると直ぐに起こった手拍子をご記憶の方も多いことと存じます。
 コンサートの後は、思いもかけぬ大雪になりました。仙台組が仙台に着いたのは朝の4時。一次会での別れ際にいただいたお菓子が「非常食」に役立ちました。泊り組は大正解だったようです。素晴らしい二次会で演奏会の感激を増幅し、いわき実行委員の皆さんの八面六臂の活動と数々の感動物語が、乾杯の連続を生んだと伺っております。下記にご案内のように、4月7日(日)午後に宇都宮にて「反省会」を行い、あの感動を再び甦らせようと思っております。急なご案内となり、たいへん申し訳ありませんが、どうぞふるってご参加ください。

第3期「萩」のご案内
 さて、NYと仙台凱旋コンサートを第1期、いわきコンサートを第2期とすれば、第3期「萩」の活動を開始したいと思います。第3期は支倉常長訪西400周年を記念する「日西文化交流プロジェクト」*です。第3期はさらにフェイズTとフェイズUに分かれます。今年行う予定のフェイズTでは、スペインから支倉一行の末裔であるハポン姓の皆さまを招いて混声合唱団「コロ・サンタ・マリア」とのジョイントコンサートを仙台で開催予定です(8/4(日))。また10/14(月)には、同じく仙台で開催予定の京大グリー・ハーバード大ジョイントコンサートへの賛助出演が決まっております。
来年実施予定のフェイズUでは私たち「萩」がスペインを訪問し、セヴィリア市アルカサル宮殿(世界遺産)でのコンサート、またハポン姓の方々が多数住むコリア市でのコンサートと交流を予定しています。

当面の練習日程
@4月7日(日) 反省会+再開練習 (宇都宮)
A5月4日(土) 宇都宮
B5月19日(日) 午後(東京)
C6月16日(日) 午後(仙台予定)
D6月30日(日) 午後(仙台予定)
E7月14(日)、15日(月)(那須合宿) 
F7月21日(日)午後(東京又はいわき)
G8月3日(土)前日ゲネプロ(仙台)(元寺小路教会)

●(本番)「コロ・サンタ・マリア」とのジョイントコンサート
8月4日(日) 午後本番  仙台/元寺小路教会

H8月25日(日)
I9月7日(土)
J9月21日(土)
K10月5日(土) 午後(仙台予定)
L10月13日(日) 前日 (仙台)


●10月14日(月・祝日)
京大グリー・ハーバード大ジョイントコンサートへの賛助出演
於 仙台萩ホール

M11月16日(土)
N12月14日(土)
(2014年)
O1月12日(日) 午後(仙台予定)
P2月11日(火・祝)
Q3月15日(土)

(この間 検討中)

●2014年 夏又は秋 (フェイズU) 「萩」スペインを訪問
セヴィリア市アルカサル宮殿(世界遺産)でのコンサート、
またハポン姓の方々が多数住むコリア市でのコンサートと交流


*「日西文化交流プロジェクト」につきましては、白田正樹氏の趣意書
宮城県慶長遣欧使節出帆400年記念事業〜400年の時空を超えて〜俳句と合唱でつなぐ日西文化交流プロジェクト (通称:ハポンさんとの交流事業)
              を参照ください。



合唱団「萩」の活動再開について

                           団長  末光 眞希


1.「萩」の継続について
「萩」はカーネギーで終わるはずの合唱団でした。しかし東日本大震災(3/11)、悲しみを乗り越えての(あるいは携えての)渡米、大成功(5/20)と大反響(5/20〜)、仙台コンサート(10/23)、清貴さんコンサート(10/30)、NHK出演(仙台組11/17)、伊藤ライムさんコンサート(12/29)という、一生忘れ得ない経験を次々と与えられ、合唱団「萩」は他団にない温かなサウンドとメンタルハーモニーを持った合唱団に大きく育ってきました。

「萩」はとびきり上手な合唱団ではありません。しかしこれまで私たちの演奏を聴きに来てくださった多くの方々が、大きな感動を口にしてくださいました。岡崎先生の一人一人を大切にする温かな音楽作りが、確実に私たちの財産となっていることを思います。このまま解散するのは本当にもったいない、いつまでも、いつまでも岡崎先生と合唱を追求したい――そう思った私たちは決めました。

「萩」を続けます!

2.「萩」とは
  実はライムさんコンサートの後にも、サントリーホールとカーネギーホールで歌  
わないかというオファーがありました。たいへん光栄な話でした。どうするか判断す
るにあたって、私たちは「萩」とは何であるかについて考えました。そしてあらためてわかったことは、「萩」は
  (1) 岡崎先生と、岡崎先生の合唱を追求する岡崎合唱団であり
  (2) 震災からの再生・復興を象徴する合唱団であり
  (3) 一回一回の充実した練習を行うことが活動の要をなすワークショップ的合
唱団であり
  (4) 定期演奏会を目標とする定常的な合唱団とは異なり、プロジェクトに賛同  
するメンバーから構成されるプロジェクト合唱団であり
  (5) 仙台と東京という二大拠点を持ちつつも、合同練習を基本に据える全国合 
唱団である
ということでした。

 また、同時に思ったことは、「萩」にとって(2)はけっして捨て去ることのできな 
い大切な「物語」であるけれど、しかしその「物語」の継続は(1)を通して行っていきたい、ということでした。この点から、上記のお話は、演目を指定されていること、そして本番が岡崎先生の指揮でないことから、お申し出を感謝しつつも、お断りをいたしました。

3.今後の「萩」について
岡崎先生と相談し、今後の活動予定を以下のように決めました。
これまでの萩団員に限らず、上記の趣旨に賛同される、合唱を愛する方ならどなた
でも参加できます。どうぞお誘いください。

(1)「いわきの仲間たち」コンサート
  2013年1月14日(月休)、いわき市「いわき芸術文化交流館」大ホールにて、 
コンサートを開催します。
   いわきは、仙台、東京に並んで合唱団「萩」にとって大切な街です。
   いわきは、今回の震災で大きな被害を受けました。
   にもかかわらず、いわきから萩には5人もの参加をいただいています。
   いわきは、岡崎先生と白田正樹さんの出身地です。
   いわきに恩返しをしたい、そういう気持ちのコンサートです。

(2)国内他合唱団との共演
      時期:来年以降
      場所:仙台と東京で各1回開催
     ねらい:他合唱団との共演から多くを学びたい、と思っております。

(3)宇都宮「地下巨大空間」コンサート
      時期:来年以降
      場所:宇都宮「地下巨大空間」
     ねらい:Victoriaのミサ曲など、残響の長さを活かした曲を
     宇都宮もまた、今や「萩」にとって大切な街となりました。
     宇都宮にも恩返しをしたいと思っております。

   (4)欧州公演プロジェクト
      2−3年先のこととして、欧州での演奏会を計画しています。

  (2)、(3)は時期未定ですが、(1)が決まれば、あとは2年に3回ぐらいのペース  
と思っております。

4.練習日程
  いわきコンサートをめざし、4月からの練習日程を別紙練習計画表のとおりとしました。

5.岡崎先生からいただいた「歌っておきたい曲」リスト
1 ラクリモーサ (地下巨大空間)
2 キリエ ヴィクトリア (地下巨大空間)
3 ラ ゴロンドリーナ
4 遠くへ行きたい
5 つばさに乗りて (地下巨大空間)
6 若い二人
7 アムール河の波 (地下巨大空間)
8 ビューティフル ネーム

  今後のステージを考えたリハーサルプラン
  いわきの演奏候補曲
ステージ - 1
1 気球に乗ってどこまでも
2 Aquarius または OKLAHOMA! (仙台)
3 遠くへ行きたい (仙台)
4 小さな木の実 (仙台)
5 じゃんがら祭り
6 トレロ カモミロ
ステージ - 2
1 コンポジション 1 - 4 (仙台)
2 海はなかった
3 家のない子のクリスマス       女声
4 廟堂頌 または 艫 廟堂頌  男声  (地下巨大空間)
5 魂の坑道は果てしなく 短縮版
合同ステージ用
1 君をのせて
2 宇宙戦艦ヤマト (地下巨大空間)
3 涙をこえて
歌っておきたい曲 その 2
1 凱旋の合唱  ヴェルディ (地下巨大空間)
2 虹